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リハビリテーションの難しさ 

リハビリテーションの難しさ 

脳梗塞で右半身に麻痺が残ってしまった患者さんです。しばらく当院に通院されていたのですが、麻痺側の脚に痛みが強くなってお会いできなくなりました。

なんどか通院されるうちに、最初より脚や口の動きが良くなってきて喜んでおられました。 私もそれを励みに施術をしていましたが、脚の痛みが急に強くなってしまいました・・・

その時期にご家族が体調を悪くされたことも重なって、心身の疲労がたまってしまったのでしょう。

どの部位で梗塞が起こったか?によって障害が残る部分が異なります。この患者さんは計算することも出来なくなっていました。 お金のやりとりは出来なかったです。

また時間の観念もなくなり、「今日は何日で何曜日か?そして明日は何日で何曜日なのか?」と、よく聞かれました。 また病院に通院しても医師の言葉もどこだけ理解しているのか、私の説明や話もどこまで理解して、覚えていられるのか? そのあたりを私が把握しきれない状態になっていました。

ご家族の意見が強く印象に残る

介護施設の職員や病院の医師、看護師からはダメだしする言葉がそれほどないと思います。 私からも否定する言葉を掛けることはありません。

もちろん、脳神経が梗塞によって損傷を受けていることは事実でしょうからそれを否定することもありません。 その損傷により手足に麻痺が出て、口の動きが悪くなり物忘れが顕著になるのも事実起こっています。

その時にご家族からの声がとても、強くご本人の印象に残っているのです。

例えば「あなたは頭が悪くなっているから、努力しても一緒」「頑張っても変わらないから、もういいよ」などの声かけは強く残ります。

私も含めた医療・介護関係者10人分の言葉に匹敵するくらいの、インパクトがあるのではと思ってしまいます。

私が直接お会いできる時間は多くても週1回、数十分。その時のインパクトとほぼ毎日一緒に過ごす家族とは、与える印象は違うのはしかたないかもしれません。

そのあたりに、他者をお世話する難しさを感じます。 それは逆にみると、短時間の関わりでどれほどの成果、効果を上げられるかという事です。

患者さんの悩み・辛さを一緒に解決する

この気持ちに立って、家族ではないからこそ出来る関わり方をさせてもらうしかないと感じています。

家族は家族として関わる、医療者、介護者それぞれの立場役割で一人の患者さんに関わっていくのですから。

 

 

 

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