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膝関節の半月板(軟骨)がすり減っているとき。片野整骨院ほっとひと息サロンです。

膝関節の半月板(軟骨)がすり減っているとき。片野整骨院ほっとひと息サロンです。
右膝関節を上から見たときの断面図
右膝関節を上から見たときの断面図

数十年前に《腰椎狭窄症》と診断されている70代女性。「いずれ膝が悪くなりますよ、気を付けてください」と、病院から言われていたそうです。

階段で転倒して右股関節をぶつけたり、実家の片づけに遠出した上に重いものを持ち運んで腰を痛めたり。 でもそれらも、通院されることで痛みが軽減していったときに起こりました。

ぴょんぴょんしたら、右膝がガクッと!

自宅で運動でぴょんぴょん飛び跳ねていたときに、右膝がガクッとなり痛くて動けないほどに。 整形外科に行ってX線検査で「右の外側半月板が半分以上無くなっています」との診断が下りました。

当院に見えた日も『歩くのも痛くて辛かった。バス降りてから、ここまで歩くのも痛いです』と話されていました。バス停から当院まで、1分の距離なのですがそれすらも痛いと。

そんな右膝の負担を少なくするには、足の内側(親指側)に体重がかかるのが自然ですね。 両方の足指を観察すると、どちらも外反母趾の傾向がありました。 そこで、外反母趾対策+右膝へのテーピングを施したのです。

すると膝の曲げ伸ばしでも痛みが無くなり、普通に歩けます。

MRI検査でも、半月板の損傷が明らかになる

数日後に整形外科でMRI検査を受けて診断が確定されました。やはり外側半月板が減っていると、診断されたのです。膝への注射は無くて、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)を処方されて、痛み止め効果があるのでしょう。

手術や膝への注射以外に、どういう治療があるのか?

  • 膝へテーピング
  • 膝サポーター着用
  • 外反母趾対策(テーピング・サポーター着用)
  • 大腿部(太もも )の筋力強化
  • 腰椎狭窄症へ施術

半月板はほったらかしで自然治癒は難しいので、なんらかの処置は必要です。 手軽なのは膝へのテーピングですが、張り替える手間がかかるのとテープかぶれのリスクもあります。 また、効果的な張り方の工夫が必要。毎回当院でテーピング出来たら良いですが、そうもいかないときもあるでしょう。

膝サポーター着用は、耐久性や効果、費用を考えても一番やりやすいのではないでしょうか?

また外反母趾対策のテーピングもスマホ撮影で残してもらったので、ご自分でも引き続きやっていけます。

大腿部の筋力強化は、膝関節への負担を減らすためによく言われることです。 ですが、70代女性が筋力強化にやる気が出るかどうか? しかも膝が痛くない動きで、出来るのか? これは難易度が高くなります。

筋力強化は勉強と同じで、やる気と継続性が大事。自分が分からないことを頭に入れるのは頭痛のもとになるように、筋力強化も筋肉痛を引き起こします。 そして、大腿部の筋肉痛は膝の痛みと似通っているから『やっても膝の痛みが取れないから、大腿部を鍛えるのはイヤ』となりやすい。

とすれば、腰椎狭窄症への施術はどうでしょうか?

これも手術や痛み止め注射などを、行っていないならば効果が見込めます。 もちろん腰サポーター着用も効果があるでしょう。

全身の状態を見ながらの施術を進めること

この患者さんは、腰椎狭窄症が始まりの疾患でした。股関節と大腿骨(太ももの骨)の角度は年々変化していきます。 これは誕生したときから徐々に変化していくもので、異常ではありません。

股関節と比べると膝関節は小さいですし、不安定なポジションにあります。 また足関節は地面についている分安定性が高いのですが、膝関節は宙ぶらりん状態とも言えます。

人は誕生して乳幼児から思春期、青年時代へ偏って成長していきます。手足が伸びたり顔が長くなったりと、どんどん見た目が変わっていきますね。

70代にもなると、成長というよりはどれだけ安らかに毎日を過ごせるかが重要になってきます。大きく膨らんだ風船の空気が少しずつ抜けていくような感じ。張りのある体から、しぼんでいくようになっていきます。 そんな年代、状態のときに膝だけとか一か所に濃厚治療、施術をするのは患者さんへの負担となります。

負担が少なく癒し重点の施術をします

その患者さんの年齢や生活環境、仕事や日常生活に応じてどこを優先するかということです。思春期ならば、スクスクと成長することを第一にするでしょうし、青年期には安定な日々が過ごせることを重点に。 壮年では、その人の気力、勢いに応じた内容で、老年期では無理なく痛みが和らぐことを重要にします。

その患者さんにとっての『癒し』は、それぞれ異なります。 鍛えることが癒しに通じることもあるし、リラックスすることが癒しであったり、痛みが取れることが癒しに直結することもあります。

お一人を大切にみて、一番相応しい施術を提供するのが私の務めだと思います。

 

 

 

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